歯をホワイトニングすることで表情や笑顔が明るく見えたり、清潔な印象を与えられるので自分に自信を持つことができます。
しかし、歯科医院でホワイトニングを行うと費用が高額なのでなかなか通えない方も多いのではないでしょうか。
セルフホワイトニングでは、自宅で費用を抑えながらホワイトニングができます。薬品も濃度の薄いものを使用するので痛みも伴いません。
こちらの記事では、セルフホワイトニングについて紹介します。理想の頻度や効果を継続させる方法も解説します。
✅セルフホワイトニングの最適な頻度について知りたい人
✅横着な自分がセルフホワイトニングができるか悩んでいる人
セルフホワイトニングとは
セルフホワイトニングは自分自身でホワイトニングを行うことです。主な方法は2種類あるので紹介します。
店舗でのセルフホワイトニング
店舗でのセルフホワイトニングは自分で歯の表面に薬剤を塗り、LEDライトを使ってホワイトニングしていきます。セルフホワイトニングできる店舗へ行き、スタッフの指示に従いながら全て自分で行います。
店舗にいるスタッフは、とくに免許や資格を取得していない方なので口の中を見せたり触れられたりすることはありません。短時間でホワイトニングができるので、スキマ時間などに施術したい方におすすめします。
自宅で行うセルフホワイトニング
セルフホワイトニングには、店舗で機材を使いながらホワイトニングを行う方法以外にも自宅で自分で行う方法があります。歯の着色を落とす薬剤やホワイトニング効果が高い歯磨き粉を使う方法で、歯科医院でのホワイトニングや店舗でのセルフホワイトニングよりも手軽に施術できます。
店舗まで足を運ぶ必要も無ければ、自分のペースでホワイトニングを施術できるので長く続けられます。薬剤も低濃度の物が多く、安全性にも優れています。
歯科医院で行うホワイトニングとの違い
セルフホワイトニングと歯科医院で行うホワイトニングの違いは以下になります。
セルフホワイトニング | 歯科医院 | |
白さ | 本来の白色に戻す | 本来の白以上にする |
効果の違い |
|
|
費用 | 2,000円~5,000円/1回 | 10,000円~40,000円/1回 |
薬剤 | 過酸化水素水なし(痛みがない) | 過酸化水素水あり |
痛み | 特になし | 痛みを感じやすい |
施術時間 | 30分程度 | 1時間半 |
食事制限 | 特になし | 24~48時間 |
特徴 | 場所や時間を選ばずにホワイトニングできる。歯に染み付いた汚れを落として元々の色へ戻す。 | 歯科医院で施術を行う。濃度の高い薬品とLEDライトでホワイトニング効果が現れるのが早い。 |
セルフホワイトニングと歯科医院で行うホワイトニングでは、施術方法が全然違います。自分がホワイトニングを行い、どのような期間までにどれくらい白い歯になりたいのかを決めておくと施術方法が決めやすくなります。
セルフホワイトの効果を感じられるまでの期間
ホワイトニングは歯科医師か歯科衛生士以外が行うことを法律で禁止されています。そのため、セルフホワイトニングは素人でも手軽に出来るよう薬剤の濃度が歯科医院よりも低いものが使用されています。そのため、セルフホワイトニングは歯科医院で行われるホワイトニングよりも効果が感じられるまで時間がかかります。
ホワイトニングごとに効果を感じられるまでの期間を表にまとめました。
種類 | 効果を感じられるまでの期間 |
セルフホワイトニング(店舗) | 3〜4回(1回で効果を感じる方もいる) |
セルフホワイトニング(自宅) | 数日間継続 |
ホワイトニング(歯科医院) | 1回(2~3日後) |
セルフホワイトニングは、歯科医院でホワイトニングを行うよりも歯が白くなるまでの期間は遅くなります。少しでも効果を早めたい方は、最初のうちはホワイトニングを毎日行うことで効果が早くなります。
セルフホワイトニングの理想の頻度
セルフホワイトニングの理想の頻度を紹介します。歯科医院でホワイトニングを行うよりもセルフホワイトニングは継続力が大切です。歯が白くなってきてもホワイトニングは辞めず、継続することをおすすめします。
種類 | 理想の頻度 |
セルフホワイトニング(店舗) | 2週間に1回(表に応じる) |
セルフホワイトニング(自宅) | 毎日~1週間に1回(含まれる溶剤による) |
セルフホワイトニング(店舗)の場合、2週間に1回程度通うのが理想の回数です。ホワイトニングは歯を白くして終わりではありません。白くなった歯を継続させることが大切です。一定期間を過ぎてしまうと歯は元の色に戻ってしまうので、継続的に店舗へ行きましょう。
セルフホワイトニング(自宅)の場合、1週間に1度の頻度でホワイトニングすることが理想の回数です。デイリーケアをするとより効果を体感できます。自宅でのホワイトニングは時間が奪われたり、生活リズムを変えることなくできるので継続させることにストレスは感じることは少ないです。歯磨き粉の量が少ないと感じたら、早めに追加を頼むことで継続しやすくなります。
ホワイトニング効果を継続させる方法
ホワイトニング効果を継続させる方法を紹介します。
なるべく歯に着色しない飲み物を選択
ホワイトニング効果を長持ちさせる為には、色気のついた飲み物は選ばないようにすることをおすすめします。せっかく白くなった歯に色がついたり、黄ばみの原因になるからです。
以下の飲み物には注意が必要です。
- コーヒー
- 赤ワイン
- 紅茶
- 緑茶
- 烏龍茶
- コーラ
色が着色しやすい飲み物を飲んでしまった時には、歯磨きをすぐするようにしましょう。着色を緩和できるので、色がつきにくくなります。
ホワイトニング後の濃い食べ物は避ける
ホワイトニング後は着色しやすい状態です。ホワイトニング効果を長持ちさせる為には、色気のついた食べ物は選ばないようにすることをおすすめします。以下の食べ物には注意が必要です。
- トマトソース
- ビーフシチュー
- ケチャップ
- からし
- カレー
- 醤油
- チョコレート
- ぶどう
- いちご
ホワイトニング後は歯の表面にある薄い膜が剥がれている状態なので着色しやすい状態です。せっかく白くなっているのに食べ物で無駄になってしまってはもったいないです。ホワイトニング後の食事は問題ありませんが、上記のような着色しやすい食べ物は控えることをおすすめします。
食事の前に水を一杯飲む
ホワイトニング後も白い歯を継続させる為には、食事の前に水を飲むと着色しにくくなります。歯は水分を吸収しようとするので乾燥している状態で食事を取ると吸収してしまいます。乾燥状態で食事の吸収を防ぐためにも、水をいっぱい飲んでから食べることをおすすめします。
タバコはNG
タバコに含まれているタールやニコチンは、歯の黄ばみに大きく影響します。とくに、タールはネバネバの性質を持っており、歯についた状態で食事を行うと食べかすを吸い寄せてしまいます。タバコを吸わない人よりも歯は汚れやすく、着色もしやすくなります。
ホワイトニング後はタバコを控えることで、白い歯を継続できます。
毎食後に歯磨きをする
毎食後にしっかり歯磨きをすることで、ホワイトニングの白さは継続できます。市販で販売されている歯磨き粉よりも、ホワイトニング効果のある歯磨き粉での歯磨きをおすすめします。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉でおすすめするのが、coresta(コレスタ)の歯磨き粉です。強力な清掃力のある酸化タングステンが成分として入っており、汚れを落とすだけでなく口臭防止の効果も期待できます。
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セルフホワイトニングのメリット
ホームホワイトニングのメリットを紹介します。
痛みがない
ホームホワイトニングでは、濃度の低い薬剤を使用するので安全に施術できます。歯科医院でホワイトニングをする場合、濃度の高い薬剤を使用します。歯が白くなるまでの期間は、薬剤が強いので速いですが以下の症状が出る可能性があります。
- 歯や歯茎の痛み
- 痛痒さ
- しみる
歯を1日でも白くしたい方は、歯科医院でのホワイトニングをおすすめします。歯が白くなるのは遅くなりますが、日常生活を変えずに痛みもなくホワイトニングをしたい方はホームホワイトニングをおすすめします。
費用を抑えられる
歯科医院でホワイトニングするよりもセルフホワイトニングは費用を抑えることができます。実際にかかる費用を表でまとめました。
セルフホワイトニング | 歯科医院 | |
値段 | 自宅:500円~5,000円程度 店舗:5,000円~8,000円程度 |
オフィスホワイトニング:20,000円~50,000円程度 デュアルホワイトニング:50,000円程度 |
セルフホワイトニングの場合、自宅で施術するのであれば市販で販売されているホワイトニング用品を集めれば施術できます。店舗の場合でも、歯の表面にホワイトニング用のジェルを塗ってLEDライトを当てるのを自分で行うので高額な金額になることはありません。
歯科医院でホワイトニングを行う場合、医療機関でしか行えない施術を行うので効果は即効性がありますが、金額は高くなります。また、歯科医院ではデュアルホワイトニングと言って、院内でのホワイトニングと合わせて自宅でのホームホワイトニング方法もお伝えしています。濃度の高い薬剤で歯を最大限に白くしてから、持続性を保つためにホームホワイトニングも行います。デュアルホワイトニングは芸能人レベルまで歯を白くできますが、その分費用は高くなります。
自分のペースで行える
セルフホワイトニングは自分のペースでホワイトニングできるので、マイペースな方や物事が長続きしない方にも安心して続けることができます。
歯科医院のホワイトニングの場合、予約したり空き状況を確認して足を運ばなくてはいけません。施術時間もホームホワイトニングと比べても長いので普段から忙しく、なかなか自分の時間を確保するのが難しい方にはおすすめできません。
しかし、セルフホワイトニングは自宅で好きな時間に施術できます。自宅だけでなく、旅行先や職場でのホワイトニングも可能です。毎日当たり前に行っている歯磨きがホワイトニングになるので、忙しくて歯科医院へ通えない方におすすめします。
セルフホワイトニング用品
自宅で出来るセルフホワイトニング用品は以下になります。
歯磨き粉
セルフホワイトニングで定番なのが歯磨き粉です。普段使ってる歯磨き粉をホワイトニング用に変えるだけで済むので手軽に続けられます。
ホワイトニングジェル
セルフホワイトニング用のジェルには、歯磨き粉として使うタイプと歯磨き粉後に使うタイプとに分けられます。すぐに歯を白くするというよりは、継続することで徐々に白い歯を実現させるために使います。
歯の消しゴム
歯の汚れが歯磨き粉やジェルだけで落ちない時には、歯の消しゴムを使用します。磨きすぎてしまうと歯を削ってしまうことになるので、本当に落ちにくい汚れのみに使用することをおすすめします。
歯のマニュキュア
歯のマニュキュアは、歯に直接貼ることで汚れを隠す役割があります。持続性はそこまで長くありませんので、1日だけのデートや結婚式などのイベント事のみに使用することをおすすめします。
歯のシール
歯のシールは直接貼ることで成分が歯に浸透してホワイトニング効果を感じられます。歯に貼るだけで効果を得られるので気軽にホワイトニングが可能です。ただ、成分が浸透しやすいのが歯並びのいい方になります。歯並びが悪い方には、歯のシールでホワイトニングをする方法をおすすめできません。
マウスウォッシュ
マウスウォッシュは歯に汚れを付きにくくする効果があります。歯を白くするというよりは、白くなった歯に汚れが付着しないようにする為に行います。マウスウォッシュは歯磨きの後にすることをおすすめします。汚れを落とすだけでなく、食べ物のカスや菌も取り除けるので口臭ケアにも繋がります。
まとめ
セルフホワイトニングでは効果が出るまでは歯科医院と比べて多少遅いですが、費用、安全性、継続のしやすさの面でおすすめしています。
ホワイトニングで大切なのは白い歯を継続させることです。セルフホワイトニングでは今まで当たり前にしていた歯磨きの歯磨き粉をホワイトニング用にすることで白い歯を継続させられます。
「明日にも歯を白くしたい」「芸能人レベルまで歯を白くしたい」このような考えでなく自分のペースでホワイトニングしたい方にはセルフホワイトニングをおすすめします。
よくお友達からどうしてそんなに歯が白いのって質問を受けるんですよね。
やっぱり最近では、会社でのお付き合いが増えてきたり、好きな人とのデートであったり、家族で外食したりと、人と触れ合う機会が多くなってきたらなんでしょうね。
数年ぶりにマ[…]