歯のホワイトニングは、美しい笑顔を手に入れるためには欠かせないピースですよね。
歯科助手専門員の資格を取得してから、特に質問を受けるようになったのが、ホワイトニングを受けた後、どのような食事を摂るべきか。
確かに、ホワイトニング後に口にするものによって、その効果の持続性に影響があるのは確かです。
この記事では、ホワイトニング後にどのような食材がおすすめで特に私がおすすめの食事を独断でお伝えします!
そもそもホワイトニングとは
すでに歯のホワイトニングに興味にある方ばかりでしょうが、念のため、ホワイトニングのおさらいです。ホワイトニングとは、歯の表面に付着した汚れや着色を取り除き、自然な白さを取り戻すための施術のこと。ホワイトニングは大きき二つの方法があり、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うセルフホワイトニングの2種類があります。
オフィスホワイトニング
歯科医が行うホワイトニングで、強力な漂白剤を使用し、短時間で効果を得ることができます。通常、1〜2回の施術で十分な結果が得られます。
セルフホワイトニング
自宅で行うホワイトニングで、市販のホワイトニングキットを使用します。オフィスホワイトニングに比べて効果は穏やかですが、時間をかけて徐々に白くすることができます。
ホワイトニングの後の歯の状態
オフィスホワイトニング後の歯は、エナメル質が一時的にデリケートになり、着色しやすい状態です。このため、ホワイトニング直後の48時間は特に注意が必要です。この期間に着色しやすい食べ物や飲み物を摂取すると、ホワイトニングの効果が減少しやすくなります。
ただ、注意いただきたいのはこれはあくまでも過酸化水素というオキシドールにも使われる成分を使った溶剤を利用する歯科医院でのオフィスホワイトニングでの話です。オフィスホワイトニングは、歯を漂白するため、エナメル質への影響もありますから、施術後の食事には入念な注意が必要です。
一方で、ホワイトニングサロンなどの専門店で使われるホワイトニング溶剤には、市販の歯磨き粉には含まれない酸化チタンという清掃剤が配合されて、歯の表面の汚れを落とすことが目的です。ある意味、強力な汚れ除去力を備えた歯磨き粉って考えたらよいですね。
中には、coresta ホワイトニングジェルのように酸化タングステンという、さらに希少成分を含んだホワイトニング溶剤は、すぐにでも効果を体感できるうえ、日常生活のハミガキに合わせて利用できちゃいます。
ということは、セルフホワイトニングの場合は、施術後すぐにでも全く食事も気にせず食事ができてしまうってわけです。
なので、ここだけはご注意ください。
ホワイトニング後に食事に気を受けなくてはいけないのは、オフィスホワイトニングの後ですよ!
ホワイトニング後におすすめの食べ物7選
ということで、オフィスホワイトニング後に摂取する食べ物は、歯に優しく、着色しにくいものを選ぶことが重要です。以下の食べ物は、ホワイトニング後に推奨されます。
白身の魚
例えば、タラや鯛が挙げられます。これらの魚は色が薄く、歯に着色しにくいです。さらに、タンパク質が豊富で、健康にも良いですよね。
私がおすすめする料理は、タラの香草焼きやタラのおろしポン酢がけなんてどう?
鯛料理といったら、鯛めしやタイ茶漬けが食べたくなっちゃいます!
鶏肉(皮なし)
鶏胸肉や鶏ささみは、色が薄く脂肪分が少ないため、歯に比較的優しい食材です。栄養価も高く、健康的な食事に最適です。また、胸肉やささみなら体重が気になる方にとっても、気にせずに口にできますよね。
わたしのおすすめは、シンガポールチキンライス。シンガポールの現地で食べたチキンライスが忘れられず、都内でも通いましたし、もちろん、自分でも作っちゃいます。結構簡単なのでおすすめですよ。
カリフラワー
カリフラワーは色が白く、歯に着色しにくいです。また、ビタミンCや繊維質が豊富で、健康的な食材。
なかなかカリフラワーを調理するのは難しくて、サラダや焼いたりといった簡単に終わらせてしまいますよね。
もちろん、そういう使いやすさがカリフラワーのいいところですが、ちょっと時間があったら、カリフラワーのスープなんていうのもおいしいですよ。
米
白米は、歯に着色するリスクが低いです。エネルギー源としても優れており、いろいろな料理とともに楽しめますよね。
わたしは、まさしく土鍋で炊いた銀シャリがおすすめ!
ごはんのおともは白米と言えるくらい、いくらでも食べれてしまいますね。
少し冷めてしまったら、おにぎりにしてもよいですね。
ナチュラルヨーグルト
色が白く、プロバイオティクスが豊富で、口腔内の健康を保ちながら歯に優しい選択ができます。
ヨーグルトは朝の忙しいときなんかそのまま手軽に食べられるのが魅力ですよね。
ただ時間があれば、ヨーグルトソースにしてサラダにかけるなんて言うのも素敵。それこそ前述のカリフラワーのサラダにヨーグルトソースで何てどう?
バナナ
バナナは色が薄く、歯に着色しにくいです。さらに、ビタミンやミネラルが豊富で、消化にも良い果物です。
昔、アジア料理でバナナフライをいただきましたが、食文化の違いを感じましたよ。
バナナはそのままかぶりつくが一番!
ポテト(蒸したり、焼いたりしたもの)
ジャガイモは白くて歯に着色しにくい食材ですね。蒸したり焼いたりすることで、余分な油を使わずにヘルシーに調理できます。また、ビタミンCやカリウムが豊富で、栄養バランスも良いです。
わたしのおすすめは、同じく白色系のマヨネーズを利用したポテトサラダ。さらには、チーズと一緒にポテトグラタンやポテトチーズ焼き。じゃがバターなんていうのもおすすめです。もちろん、糖質が豊富なので、ダイエット中の方はご注意を!
食後の口腔ケアが大切
オフィスホワイトニングの後は、食事に気を遣う必要がりありますが、食事だけではなくそのあとの口腔ケアが何よりも大切。日頃のハミガキやデンタルフロス、マウスウォッシュなども利用しましょう。そして定期的な歯科検診と、それに合わせて歯石や歯垢を除去してもらいましょう。
ただ、歯科医院での歯石や歯垢の除去って歯茎が痛かったり、しみたりしますよね。
だからこそ、日ごろの口腔ケアの質を高めることが大切。
前述のセルフホワイトニングで使用する溶剤であれば、日常のハミガキをするだけででホワイトニング効果が体感できますよ。
まとめ
歯のホワイトニングは、あなたらしい笑顔を明るくして魅力を最大にする方法です。その効果を長持ちさせるためには、適切な食事と口腔ケアが欠かせませんよね。歯を漂白するほふぃすホワイトニング後の初めての48時間は特に注意が必要でなので、着色しやすい食べ物や飲み物を避け、歯に優しい食材を選ぶことが重要です。バランスの取れた食事と適切な口腔ケアを続けることで、白い歯を長期間維持し、美しい笑顔を保つことができます。